2011/03/30 Wed.
Stockport かろうじて完成?
いや、糸が足りなくなり止む終えず袖はあきらめた、という代物なので
完成というより一旦終了。
袖なし Stockport です。
pattern : Stockport, from Rowan Knitting & Crochet Magazine No.46
design : Sarah Hatton
size : S
yarn : Rowan Cocoon in #811 Lavender Ice, 5 balls
needle : Knit pro 6mm (US 10) (JP 13号), 7mm (US 10.5) (JP 7ミリ)
そもそも糸が足りなかったのは勝手に着丈を伸ばしたから。
だってモデルさんの着用写真、おなかが寒そうで;;
下の記事の編み直しも、勝手に着丈を伸ばそうとして計算を間違えたから。
これは言い訳できない…。
はっきりと、失敗しました。
途中で気付いてからはすっかり気持ちが萎えてしまい、ちんたらちんたら・・。
全部ほどいてやりなおせ!という正しい考えがつきまとい、のらりくらり・・。
とかやってると更にまた間違えて、編んではほどき、ほどいては編み…
シーシュポスか!とどつきたい不毛の末の、似非 Stockport です。
編み直しが過ぎて、もはや着古した感が否めない仕上がりですが、使用した
指定糸 Cocoon のもとの姿は、
圧倒的な気品に満ちた艶と陰影が有無を言わせぬ美しさでした。
そして極上の手触り。
メリノウール80%、キッドモヘア20%となってますが、それだけじゃないぞと、
メリノウールだキッドモヘアだといってもそのクオリティはピンきりだけど
Cocoon はまちがいなくそのうちの最高級だろうと、誰もが思うはず。
・・で、すべすべ極上の手触りではあるんですが若干チクッと感はありました。
volata tweed がチクッとレベル1なら、 Cocoon は2かと。
重さもあります。
このまえの volata が総重量1キロ以上あるようには感じないのに対して、
訂正:625gでした…軽くてあたりまえだろう…1玉100gだと勘違いしてました;;
Cocoon は500gしか使ってないなずなのにかなり持ち重りがするし、実際重み
で編み地がやや垂れる傾向が。でもしどけない感じにはならず、それどころか
上質感がいやまさるという、どこまでも貴族的な高級糸でした。
デフォルトのまんまで編んどけば、さぞ気分よくいいものが作れたろうにと
いまさらながら悔やまれます。
くやしー!
デザインは、編んでみてびっくり(注・初心者ゆえ)な簡単な操作でこんな
複雑そうな(注・初…)模様が浮かび上がっていくのが面白いやら愉快やらで
中央のケルティックな模様がいたく気に入りました。いやケルト文様そのもの
かもしれないんですが、私には埒外の分野で断言はできず。
でもネックバンドの模様の絡まり具合もなんとなくケルトっぽいし、この際
ケルトってことにしときたい。
裾広がりのラインも素敵。
が、着丈をそのままただまっすぐ伸ばしたせいと、糸の重さで垂れるのとで
本来より控えめなフレアになってしまいました。
身頃は分散減目で、ネックバンドのカーブは操作なしです。
別に編んだ帯状のネックバンドを少し伸ばし気味に縫いつけるだけ。
ここは6mm針指定でしたが、個人的には7mmでよかったかもと。ちょっと硬く
仕上がってしまい、胸のラインに添わずネックバンドが自立して浮きがちです。
でも硬くないと伸びてしまうんでしょうね。布もののヨークには接着芯貼るし。
ん?、いま思いついたんですが、ボディ(=トルソー)に着せた状態でアイロン
かけて修正ってありかもですね。洋裁のいせと伸ばしみたいに。
え?! もしかして常識??
というわけで、アイロンかけてみました。
面白いようにみるみる成形されてびっくり。
でももしかしてこれが期待できるのはウールだけ?
夏糸には使えない気が…。
3/31 気はすすまないけど袖もつけました。
太陽光だとそれほど気にならないようにも思うけど…
やっぱりアウトですかねえ。
試着後の追記
け、毛がすごい;;
下に着てた黒Tにキッドモヘアがかなりついちゃってました。
洗濯したら収まるのか、それとも悪化するのか?
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