真新しい本の匂いの充満する書店の片隅で
立ち読みする時間が至福です。
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プハーッ!
ちょっとカッコつけ過ぎました〜。
出かけたら、とりあえず本屋には寄る。
そして直行するのは大抵ハンドメイドのムックのコーナー。
ま、猫がテリトリーをパトロールするようなもんですな。
ある日、本屋のハンドメイド本の棚の前で、
おっ、これ作りたい! しかもこの布うちにあるよ。
ぱらぱらぱら。うーん、でも作りたいのこれだけかぁ。
じーーーい。(作り方を覚えてる音)
で、「だいたい」覚えて、帰ってすぐに作ったものが↑これ。
でも本のとはだいぶ違ってしまいました。
本のは、馬の背中につける鞍みたいな、
本体とフラップが、持ち手を境に対称にぶらさがった形で
それこそが、そのバッグに付与されたレゾンデートルであったはず。(ジョークですよ)
でも布が足りなかったんだよー、単純に。
たいへん可愛らしい雰囲気の本です…。
図書館で予約するのもちょいと恥ずかしかったので、じーーーい。
が、ディテールの甘さはさておき
本分としてはバッグとポーチの本なわけですから、
そのテンプレートとしては、おばちゃんノラも使えるんじゃないかなと。
・・・もう使っちゃったし。
しかし、それよりなにより、
究極の(最悪の)指示待ちタイプであるこの私が
高いパターンを買ったり、作りたいものが1つしかない本を買ったりせず、
自力でなんとか作った!ってことが画期的であり、価値があるの<s>ら</s>だ。
あーあーわかってくれとは言わないがー(へへ、知らない??)
布は、2009年のポランカさんのクリスマスセットに入ってた変わり織りネイビー。
どことなく東欧の民芸品ぽいノスタルジックな織り柄。
50cmの小幅布で、
水に通す前はパリッとビシッとしてた気がするんだけど
いつのまにかくったくたのやわやわ。
リネン100% なんだけども、
えー、そうなの? てっきり和太布の親戚かと思った!
と言われそうなざっくりした織りで、織り糸も
タコ糸に迫る勢いは言い過ぎだけど、レース編みの糸ぐらいはある。
なぜかリネンぽさはほとんど感じられません。
ロックミシンで縁かがりしても、あまりに織りが甘いために
ちょっと力を加えると組織ごとボロっとほぐれてきてしまうような布。
あっ、ツイードっぽいんだ!
ということで、赤とナチュラルは
カットクロスの両端をいともたやすくフリンジにして
埃よけの布として使っておりましたが、
バッグが意外と気に入ってしまった勢いで・・・
じゃ、調子にのったところで、
自力でシャツも作ってみようか!
むりむり〜。
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