2011年4月14日木曜日

Coral, from amimono knit collection by Helga Isager

2011/04/14 Thu.

Coral でけた。



できあがるまでブツブツ文句ばっかり言ってましたが、
喉元すぎたら、一気にお気に入りに変わりましたー!
おいおい、ですよね〜まったく。


viscolin、編んでる時にはリネン50%なだけあってリネン特有の
繊維感があったんですが、できあがる頃にはすっかりやわやわに
なっていて、試着してもちくちく感なし。



くったり、しとっ、と編み地が垂れて落ち感は絶妙だし、
写真撮って気づいたんですが、糸には品のいい光沢があり、
でもぱっと見て悟られるほどではなく、ごく控えめでありながら
しかし確実に他との差別化を果たしているところなど、
日本人の琴線をくすぐるんでは? と。
そして、さすが Isager なんでしょうね。
その品質、布のリネンでいうと、たぶん、おいそれとは買えない
ような値段のものに匹敵するんではないかと思います。
1万円超え/1m とかの。。



私なんか普段LINNETさんだってRowanだって、いや、Puppyだって
なかなか手が出せないのに、贅沢な糸買っちゃったもんです。
かなり血迷ってました。
でも3玉で編めますから・・(少し残ります)。



縫う人の、でも用尺50cmだから・・っていう言い訳と似てる^^


pattern : Coral, from amimono knit collection by Helga Isager
Size : S/M
yarn : Isager Viscolin in #11 light blue, 3 balls
Rowan Lenpur linen in #574 cloud grey, less than 12g
↑ 指定では Isager Bomuld ですが Lenpur linen に変更。
needle : addi lace 3mm, 4mm



パターンもお初のデザイナーさんのもの。

お母様は Marianne Isager さんという、やはりニット・デザイナー。
Marianne さんの本は、まだ Isager なんて知らない頃に買って、
ぜんぜんわからなくて放置してましたが、今回読んでみたら面白い!
少しはわかるようになってる!


これはつまり、40すぎても人はまだ何か新しいことを始めたりできる
ってことですよ〜、30代のあなたならなおさら!



で、パターンについては…うーむ。何を書くべきか。
英文パターンで編んでらっしゃる方にはこれといって特筆すべき点は
ないと思います。とてもシンプル。



でも私にとっては初・top down で、初・輪編みです (小物以外で) 。
合わせてざっと240目もある編み地をとり回すのにも難儀しましたし、
こんな細い糸を4mm針で編む指定になっていて、それもやっかいでした。
ゆる〜い編み地が、先に進むと重さで伸びるんです!
脇の、輪編みに入るところはいちばん手こずり、あまりの伸びように
この細い糸を!
ほどくなら最初からやりなおし必至のこの糸を!
ほどかざるを得ず、、。



確実に0.1は視力が落ちたと訴えたい!


それだけ心身ともに疲弊させる作業でした。だから、
ほどくはめにならないように!編んだ方がいいですよ。



もうこれに尽きます。
編み歴4ヶ月の私でも、これは大きな声で言っていいと思う。



それと針は、ニットプロで編み始めましたが、輪編みになってからは
addi lace に替えました。毛糸を編む分にはちょっと…で済んでいた
接合部分にひっかかるという問題が、viscolinではにわかに大問題と
なってしまったためです。
ニットプロで、針とケーブル一体型があったらいいのに。。それか
匠 のケーブルがもっとやわらかかったら欲しいのに。
或いは addi lace の針先で turbo の長さのクリック(addiの針先交換タイプ)
があったら即買いなのに。



で、持ってるうちで妥当と思うのを選ぶと addi lace だったんですが、
やっぱりまぶしかった。
これ、どうにか艶消しにする方法ないのか…。
材質は真鍮なんですが。



で、以下は英文パターンの経験は私と大差ないというあなたへ。


最初にネックバンドから前後を分けて編む。



できたら肩をはいで、もうちょっと前後をわけて編む。



前中央の増目でできたシーム風のデザイン。
伏せ目に入るまでずっと続く操作です。




こっちは脇。減目とすべり目のシーム風。





脇からは輪編み。ネックバンドの先から38cmぐらいまで。(お好みでとありました)

↓ は、その途中です。長さ忘れてしまいました、すみません。。



うしろはまっすぐ。




それからまた往復編みに戻って、前の目が全部なくなるまで各段の

始めと終わりで伏せ目していく。






最後は、前の伏せ目から拾い目して輪に戻り、ガーター編み10段。



て感じです。
まあ Coral ができなかったら他はもう、私には絶対編めない!ってことですから。
5デザインの中で Coral がいちばん簡単そうに見えたから試しに編んでみたわけで、
無事、編み終われてよかったよかった。
の巻でした。
糸にはさんざん泣かされましたけどね^^;




着画は、これまで以上に私には虚の心が、
見る人にはより寛大な目と心が要求されます。


どうします?






覚悟はいいですか?




























洗濯してノーアイロンの図(やはりアイロンは必要とみえる)








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